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執筆者の写真Koutetsu

ツインソウルと変性意識


そもそも僕がブログを書こうと思ったきっかけは、それが単なる男女間の恋愛ドラマの範疇を超えて、出逢った瞬間から例えようのない感覚に見舞れる方が我々を含めとても多いということがあったからです。


常に目に見えない存在を感じる、夜中に相手が自分の部屋に訪れているよう、など感覚が鋭敏に研ぎ澄まされたり、身体の隅々に痛みやしびれを感じる、


突然睡魔が襲うようになった、急激な食欲の減退が始まった等直接的な身体感覚の変化など、日常とはかけ離れたことが起きて不安を感じていらっしゃる方が多かったので、2008年くらいからSNSを通じて自分達の体験も交えて学んだことをシェアさせて頂くようになりました。

様々な経験を通じて今思うのは、本来の私たちというのは肉体を超えた永遠不滅の多次元的な存在であり、日常というのはその多面な要素の一部の経験でしかない。そのエネルギーは三次元の檻の中で活性化しないように普段は閉じられているが、根源のエネルギーを同じくする唯一の相手と遭遇すると、その鎖が解き放たれて分離から統合へ向かうプロセスが生じる、その過程で不思議な経験を多く重ねるのではないかということです。

またその過程は修行者が覚醒に至る過程で経験する、‟クンダリーニ症状“と非常に似通うことが多いことから、それらと照合しつつ現代段階の意識レベルを推し量るというようなことを行ってきました。

“覚醒に至るプロセス”と聞くとなんだか超人にでもなれるようなポジティブな兆候にも思えるのですが、クンダリーニ体験は別名‟スピリチュアル・エマージェンシー(霊的な危機)とも言われるように、一歩間違えば現実世界と焦点が合わなくなり、心身のバランスを崩しかねない大きな落とし穴もあるといいます。そうしたものを一般の方が経験し始めると大変なことになるだろうなと思ったこともブログでの情報発信の意図にありました。

魅惑的な超越体験

クンダリーニ的症状の中で最も苦労するのは現実世界との折り合いがつき難くなることではないでしょうか。心身の不調ということもあるにはあるのですが、冷静に考えたら普段使っていなかった筋肉を動かすようなもので、正しく受け止められれば深刻な病になったりすることはありません。そしてそれ以上に自分自身の存在が殻を破って大きくなるような高揚感、神聖な存在に見守られているような安心感、など日常を凌駕する体験はとても魅惑的で、ともするとそちら側の世界に入り浸りになってしまいたくなるのですね。

そんなトランスパーソナル(自己を超越する)な体験もリアルな体験には違いないのですが、日常生活とはあまりにかけ離れていて接点もないため、両立した生活を維持していくのはとても難しいと感じるのではないかと思います。

僕たち自身に関しては今は変性意識状態になることは少なく、割と普通な日常生活を行っています。もちろんそんな生活に戻るまでには実に様々なことがあったのですが、個人的には一旦“ディセンション(次元降下)”する、意識の上昇を果たした後の自分を徐々に肉体レベルに同調させていく・・・

そうすることで日常生活との違和感は抱かなくなりますし、それがもたらすことの効用は、三次元もそれより高い意識レベルの世界も同様に楽しむことが出来るということでしょうか。

やがて人は誰でもその肉体を手放す存在ですが、そのためには自分の肉体にしっかりと同調しておく。“グランディング”という表現になるのかと思いますが、そういうものが最終的には求められるのではないかと思っています。

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